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今の日本の現状ではWHO勧告１８℃を満たさない住宅が９割と言われています。
高度成長期に人口が増え、家が足りなくなったことから断熱のことは考えず、家づくりが盛んに行われてきたことが原因のひとつ。
１８℃を下回る家では脳卒中、心筋梗塞などの病気にかかりやすいという結果が出ています。断熱性能が悪い家では健康被害もあり、光熱費の負担も多くなります。
断熱というと冬場の寒さだけに効果があると思われやすいですがそれは間違えです。断熱性能が良いと夏場の日射が入りにくく、家の中での熱中症防止にも効果があります。
気密性能の良い家は断熱効果もよく、家全体の温度差がなくなります。冬に怖いヒートショックなどは暖かい場所から寒い場所への移動での温度差が原因で起こる症状です。血圧の高低差が非常に危険な状況です。
（※健康寿命を延ばすには・・・１８℃は決して暖かい室温ではありません。１８℃は病気にならないための室温です。住宅内（家全体に温度差がない）の温度が２℃暖かいことで要介護期間が３年短くなります）
また気密性能が良いと家全体のすき間をなくし、外と室内の空気の出入りを少なくし、結露が抑えられます。
子供に以外にも多い中耳炎。中耳炎にも湿度が関係しています。湿度を４０～６０％で抑えることにより中耳炎にもかかりにくいというデータがあります。
断熱性能が良い家では様々な効果があります。アレルギーの減少、そして女性ならではの悩みの一つでもある月経痛。足元が寒いと暖かな住まいより症状がつらいこともあります。（出典：Ikaga Lab.,Keio Universityより）
この様に断熱性というのは健康に暮らせる家づくりにおいて非常に重要であることは間違えありません。
２０２５年「省エネ住宅の義務化」開始・・・地球環境を守るにあたりCO2削減。これに伴い、断熱性能の良い家づくりをする必要性があります。
家づくり（新築・リフォーム）に於いてご相談がございましたら何なりとお問い合せください。
